今日とジャズ

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トロンボーン


10.9.30『WYCLIFFE GORDON / CONE AND T-STAFF』

CRISS1320CD.jpgオーチャードホールで大西順子コンサートを観た。とにかくサイドメンが凄いことに。特にホーンセクション。ジェイム・スカーター、ニコラス・ペイトン、ワイクリフ・ゴードン。現代のジャズ界の中心人物たちが渋谷に集結してしまった。その凄まじいプレイにはやっぱり興奮させられてしまった。それを束ねてる大西さんは、twitter上で自由奔放に戯れる彼女とはやはり別人で、バンドリーダーとして途中のハプニングにも迅速に対応、貫禄さえ感じた。その様子もまた生ライブならではで、実に興味深かった。裏話はきっと近々、USTREAMあたりで聞けるのではないか。そんな訳で、写真は超絶テクニックなトロンボーン奏者、ワイクリフ・ゴードンの最新作。この人、今日のコンサートでトロンボーンの代わりにいきなりスキャットを始めたのだが、それも予定外のアドリブだったとか。ん〜もっと裏話が聞きたい。

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10.9.29『THE JAZZ PASSENGERS / reunited』

51VrM1urGYL._SL500_AA300_.jpg5年ぶりに復活するある番組の会議。それなりに長寿番組だったので、会議室の座り位置が何となく決まっていてそこに座らないと気持ち悪い感じ。他の番組でも一緒のメンツだが、番組によって座り位置が違っていてそれがズレると気持ち悪いのが面白い。12月の放送だがちょっと話題になりそうだ。写真は13年ぶりに復活した『ジャズ・パッセンジャーズ』の新譜。ゲスト・ヴォーカルにエルヴィス・コステロ、マーク・リボーが全面参加などファンには堪らない。って、元々はそんな熱心なパッセンジャーズ・ファンではなかったんだけど、これを機に過去作もちょっと探ってみよう。とにかくこの新譜は格好いい。ま、このカタチが最先端のジャズだ!と声高に叫ぶのもどうかと思うがジャズの解釈はどんどん拡充していくべきなのだ。

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133.SF JAZZ COLLECTIVE LIVE 2009 6th ANNUAL CONCERT TOUR

JZ090930-02.jpgSF JAZZ COLLECTIVE、2009年版。メンバーはジョー・ロヴァーノ(ts)、ミゲル・ゼノン(as)、デイヴ・ダグラス(tp)、ロビン・ユーバンクス(tb)という蒼々たる管楽器陣に、リニー・ロスネス(p)、マット・ペンマン(b)、エリック・ハーランド(ds)。何という豪華な面々。さらに毎年、ジャズレジェンドたちの一人をクローズアップしているが、今年は大好きなピアニストの一人、マッコイ・タイナー。内容はとにかくホーン・セクションが熱い(厚い)。アンサンブルによって没個性になることもなく、各自がゴリゴリと前に出てきて圧倒的な演奏を聴かせる。リニーも所々マッコイを意識したタッチを聞かせニヤリとさせる。ハーランドのノリも最高。過去、05年版、06年版、07年版、08版とどれもハズレ無しだったが、今回も大当たり。

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027.James And Troy Andrews 『12 & Shorty』

027.jpgニューオリンズジャズの大傑作アルバム。トランペットのJames(兄)とトロンボーンのTroy(弟)の兄弟コンボ。オールドスタイルのジャズなのだが、古さはまったく感じない。いや、古い新しいを超越した普遍的なジャズの楽しさで溢れているのだ。だから聴いてると自ずと気分が高揚してくる。特にこの二人が演奏するマーチングジャズはとにかく底なしに明るい。全編を通してハズレ無しの完璧盤。中でもマーチングナンバー「Bourbon StreetParade」とスタンダードナンバー「Paper Moon」は出色の演奏でファンクなボーカルも楽しい。ルイアームストロングを彷彿とさせるJames(兄)の明るい嗄れ声はもはや楽器。ジャズは難しいと偏見を持ってる人にこそ聴かせたい一枚。

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023.THE DANNY MOSS QUARTET plus ROY WILLIAMS 『STEAM POWER ! 』

023.jpgジャズを聴いてみたいが何から聴いていいか判らない、という話をよく聞く。とかくそんな人はジャズ名盤ガイド的なものを購入し、歴史的名盤ばかりを追い求めることになるのだが、実はその呪縛から解き放たれた時こそ、本当にジャズの面白さ、楽しさに気づき始めるのだ。個人的には初心者にこそ、こんなアルバムを薦めたい。名盤ガイドには載らない類の大名盤。縦横無尽に歌う豪快なテナーマン、ダニー・モス。このアルバムの一番の聴きどころはカルテットのフロントに迎えられたトロンボーン、ロイ・ウィリアムスとのソロの応酬だ。バッキングもノリがイイ。ジャケットもカッコイイ。"名盤"はやはりジャケットにもその好内容が顕れるのだ。

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