今日とジャズ

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ドラム


11.06.08『Lee Konitz Brad Mehldau Charlie Haden Paul Motian / Live at Birdland』

51wJfJsWiiL._SL500_AA300_.jpg▽アッという間に3ヶ月が経ってしまった。ブログってtwitterと違い、後で読み返すとそれなりに有益なこともあって今年はこまめに更新しようと思っていたのに気付いたら3ヶ月も滞っていた。この3ヶ月は何だか新番組の立ち上げやら重なる特番の準備やらで、そりゃもう大変だった。仕事で休んでないとか眠ってないという業界人にだけはなるまいと思ってはいたが、そのポリシーが崩れたワンクール。おかげでストレスが溜まりまくり。休まないと。休むことが悪のように見られがちな業界だが、自分はちっともそうは思わないのだ。可能ならば週の半分は休みたいくらいだ。ま、近い将来そんな日々がやってくるはずだから楽しみに今はやれる仕事はしておこう▽そして、新譜をリリースしたリーコニッツは83歳。ドラムのポールモチアンもベースのチャーリーヘイデンも80歳前後だ。その歳になってもこうして生業を続けていられるというのも幸せな話だ。しかも、引退したプロ野球選手が草野球を楽しむような延長戦ではなく、現役としてインプロの極みに挑み続けている。その記録がこのバードランドでのライブ録音盤。レビューを来月号の『JaZZ JAPAN』にも書いたが、何世代も下のメルドーとの化学反応も場に緊張感を与えて素晴らしい。ちなみにこのジャケットを手掛けたのはこれまた同世代の映画監督ジャン・リュック=ゴダール。

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11.03.24『ARI HOENIG PUNKBOP LIVE AT SMALLS』

JZ101208-52.jpg▽ある番組の緊急会議。番組の性質上、他の番組以上に震災の影響が大きく出た。普通ならば当たり障りない企画で放送回を埋めることも出来るただろうし、そうした方がいい場合も多々ある。が、この番組は避けては通れない。この未曾有の天災で二万人以上被災者が出た事態の中で番組はどう在るべきか根本的なとこから考えて企画を探る。そんな中、被災者をよそに震災に備える収納術的な企画を出す輩にぶち切れた。その神経が信じられない。それを咎めると「主婦のニーズはある」と反論され呆れた。これまで何年も同じ番組に携わっていて大事にしてる部分が共有できていなかったことにも驚いた。同じ感覚を持ち合わせた人たちとする仕事では感じない疲労感。出来ることなら感じずに仕事がしたい▽書こうと思ってたことが沢山あった気がするけど、何だかみんな飛んでしまった▽NYのSMALLSで行われたライブ盤。このシリーズは全部揃えてるが、最近ではこのドラマーのリーダー作がツボだった。元々はピアノのティグラン・ハマシャンを期待して聴き始めたが、結局は手数の多彩なアル・ホーニグにどっぷりとハマった。その他、ギターのジョナサン・クレイスバーグなどサイドメンの演奏もハイレベル。

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11.03.17『上原ひろみ / VOICE』

ucct1227.jpg▽会議がひとつ、またひとつと急遽、休みになり、終わってみれば本日は臨時休業に。端っから休日になると判っていれば時間の使い方も違ったのに▽大滝詠一『ロングバケーション』の30周年エディションがリリース。いち早く手に入れ早速聴いてみた。凄いよ、このリマスタリング。本人が雑誌のインタビューで語っていたがここ10年ぐらいはずっとリマスタリング中心の仕事だったらしい。デジタルなシャリシャリ感のない、アナログのイイ音という感じ。レコードと20周年エディションと聴き比べてみたが、かなりイイ。てか、30周年って。初めて聴いたのは15歳、高校1年の時か。当時、「こんな凄いアルバム、一生聴き続ける」と興奮していたが、本当にずっと聴いている。この先も聴き続ける作品のひとつだ。あとはナイアガラソングブックの限定ボックスが届くのが楽しみ▽そして、上原ひろみの新譜にもぶっ飛んだ。ベースにアンソニー・ジャクソン、ドラムにTOTOのサイモン・フィリップスを迎えたトリオ作。そんじょそこらのピアノトリオ作品とは確実に一線を画してる。強烈なオリジナリティ。こんなに多彩で重厚で激しくて美しい作品にはそうは出会えない。個人的には彼女の過去作の中でも屈指の大名盤だと思う。しばらくは繰り返し聴くことになりそうだ。今月買ったCDは当たり率高し。紹介したい作品は山積みだ。ちなみにここで取り上げる作品は原則として自分が気に入ったものばかり。残念だった作品は取り上げないつもり。

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10.11.24『BLACK DUB』

51+J0qnMwzL.jpg会議が石飛びで休みになったせいで、空き時間の多い一日。なのに最後は22時からのプレビュー(編集前のVTRチェック)で終わってみれば25時。空き時間をぎゅっと詰めたら21時ぐらいには帰れたのに、そうもいかないのが歯痒い。そんな空き時間に聴いていたのはブライアン・ブレイドが参加しているバンドのデビューアルバム。U2、ボブ・ディランなどのプロデューサー、ダニエル・ラノワの新バンドBLACK DUB。この人がつくると今、コレが一番イケてんのね、という気分させるからスゴイ。実際、ジャンルレスな作品でとっても今な感じ。こんなの聴いちゃうと日常的にこういった人たちの音楽が聴けるNYが羨ましくなる。来日して欲しいが、きっと集客の面で無理なんだろうなぁ。

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10.11.20『TARBABY / the end of fear』

350.jpg▼土曜日だというのに会議続き。終えて夕方帰宅。すぐに台本書き。しかもある有名女優がが出ることになったコント台本。女優がこの台詞を口にするかと思うと書いていてもなかなか緊張感がある。ドラマと違って「台詞を元に自分の言葉にして」というファジーな注文は出来ないだろうから、ニュアンスも込めて丁寧に台詞を書いた。さてやってくれるのか。台本を見てこれは出来ないと言い出さないか心配▼すごいメンツが揃ったユニットの新譜が出た。Orrin Evans (p)、Eric Revis (b)、Nasheet Waits (ds)、JD Allen (ts)、 Oliver Lake (as)、Nicholas Payton (tp)。名前を書き並べただけで音が想像できる。「狂気」とか「野蛮」というのがここんところの自分を惹きつける要素だけれど、そういった意味でもこの一枚はストライク。愛聴盤の仲間入り。

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