今日とジャズ

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ピアノ


11.06.30「DANNY FOX TRIO / the one constant」

32018221.jpg▽ネットオークションでソファーを格安で落札。今週月曜日に振り込んで予定では木曜日の今日に配送されるはずだったのだが、連絡一切無し。まさかオークション詐欺かと思い、めったにそんなことなどしないが、先方に確認の電話。が、出ない。呼び出し音はするのに途中で切れる。何度電話しても明らかに着信拒否のパターン。ますます詐欺の疑いが強まり、唯一の連絡方法であるオークションの取引メールで抗議&問い合わせ。無視されると思っていたら事情を説明する返信が。理由は単なる配送日の勘違いで、電話も今は出られる状況になかったからという理由。どうも釈然としないが、何度かやりとりが出来たことで少しは落ち着く。仕方なく配送日を再設定。それが日曜日なのだが、果たしてちゃんと届くのか。届かなかったら大損だし、警察への手続きなど考えただけでも面倒臭い▽それにしても暑い一日だった。梅雨入りは例年よりもかなり早かったが、この分だと明けるのも早いんじないか。明日から7月。大好きな夏も7月が過ぎるとアッという間に終わってしまうので、この1ヶ月をどう過ごすかが肝心だ▽またしてもブログ更新が滞ってしまったが、後半戦は毎日更新を目指す。てか、以前は毎日の更新もさほど苦ではなかったが、Twitterのせいでどうも億劫になりがちだ。やり方を考え直す時期か▽滞っている間もジャズの新譜は聴いているが、最近、聴いたピアノ作品の中ではいちばん今っぽい世界観で演ってる新鋭トリオ。緩急豊かな変幻自在なリズムとベタつかない程よく乾いた演奏が好み。弱冠25歳の新進気鋭のピアニスト、ダニー・フォックスは今後も要チェックだ。ジャケットもセンスがある。あ、そういえば、レコードの『ジャケ買い』にまつわるエッセイを、次号のJAZZ JAPANで書いた。興味ある方はどうぞ。発売は来月下旬だけど。

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11.06.08『Lee Konitz Brad Mehldau Charlie Haden Paul Motian / Live at Birdland』

51wJfJsWiiL._SL500_AA300_.jpg▽アッという間に3ヶ月が経ってしまった。ブログってtwitterと違い、後で読み返すとそれなりに有益なこともあって今年はこまめに更新しようと思っていたのに気付いたら3ヶ月も滞っていた。この3ヶ月は何だか新番組の立ち上げやら重なる特番の準備やらで、そりゃもう大変だった。仕事で休んでないとか眠ってないという業界人にだけはなるまいと思ってはいたが、そのポリシーが崩れたワンクール。おかげでストレスが溜まりまくり。休まないと。休むことが悪のように見られがちな業界だが、自分はちっともそうは思わないのだ。可能ならば週の半分は休みたいくらいだ。ま、近い将来そんな日々がやってくるはずだから楽しみに今はやれる仕事はしておこう▽そして、新譜をリリースしたリーコニッツは83歳。ドラムのポールモチアンもベースのチャーリーヘイデンも80歳前後だ。その歳になってもこうして生業を続けていられるというのも幸せな話だ。しかも、引退したプロ野球選手が草野球を楽しむような延長戦ではなく、現役としてインプロの極みに挑み続けている。その記録がこのバードランドでのライブ録音盤。レビューを来月号の『JaZZ JAPAN』にも書いたが、何世代も下のメルドーとの化学反応も場に緊張感を与えて素晴らしい。ちなみにこのジャケットを手掛けたのはこれまた同世代の映画監督ジャン・リュック=ゴダール。

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11.03.28『Tigran / A Fable』

f5fa59275b0182f7e1307aed0219639d.jpg▽会議室に入り、イスに座ったところでふと太ももあたりに白い粉のような汚れが目に入った。何だこの粉は、と思って叩き払ったが、どういう訳かしばらくするとまた別のところに白い粉の汚れがついている。どこでつくのか周りをチェックしてみたがそれらしき原因が見当たらない。しかも会議室に出て車に乗ってもいつの間にか白い粉のようなものがついている。まさか大量の花粉じゃないだろうし、いったい、あれは何だったんだろうか▽最近は、レギュラーの会議に加えて臨時の打ち合わせが多い。いくつもの番組が個別の打ち合わせをしたがるのは、無意識のうちに震災が与える不安が影響してるんじゃないかと深読みしてみるが、さすがにそれはただの偶然だとしても目に見えない副次的な影響って今後いろんな形で出てくるはずだ。良し悪し、両方の形で▽デビュー作で刺さって以来、追いかけてるピアニスト、ティグラン・ハマシアン。今回は意表ついてソロ。モントルーのソロ・ピアノ・コンペやモンク・コンペなどで優勝するエリートが、純粋にピアノに向かい合った神々しい作品。上原ひろみもソロアルバムをつくるのに長く覚悟が必要だった語っているが、ピアニストにとってソロの作品を残すということにはそれなりに大きな覚悟と意味があるはずだ。ハマシアンも自ら転機を仕掛けているようにも思える。作品にはボーカルもオーバーダブされるが、今、ティグラン・ハマシアンの身体が生み出すものの記録には違いない。このソロを経て今後どんな変貌を見せるのか。しかし、あの「Someday My Prince Will Come」をこんな風に演られると唸るしかない。

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11.03.26『KIETH JARRETT / FACING YOU』

facing20you.jpg▽土曜日だというのに丸一日会議漬け。4本中3本が新番組の会議なので脳みそが馴染んでいないというか、企画の受容体みたいなものが出来てないので疲労度も異なる▽今日も震災を受けて番組がどう対応していくかという議題になった。新番のコンセプトに関わるので避けては通れない問題なのだ。が、木曜日の某会議のような疲労感は一切無し。主要な作家陣が共通意見を持っていたのがその理由。人として同じ正義で物事を考える人が居合わせると心強い。以前から企画は「番組」を主語にして考えるべきだと思っているがそれも共通しているので余計な労力を使わずに済む。"番組の正義"と"視聴者のニーズ"は、どっちもないがしろにすることなく別個に考えないと企画が濁るのだ▽久々に、このレコードを引っ張り出して聴いている。71年リリースのキース初のソロアルバム。ここからどんどん洗練され神がかっていくが、この作品にはこれ以降のソロ作品以上に驚異的なエネルギーが漲っている。時々、無性に聴きたくなるのはおそらくそれが理由。

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11.03.25『Remi Panossian / Add Fiction』

3969112.jpg▽レギュラーの定例会議とは別に新しい特番の会議。材料だけあってまだ何にも出来ていない状態。正解という出口はひとつかふたつしかないので行ったり戻ったりしながら迷路を解いてくような感じ。1回目の会議にしてはかなり進んだのですっきり。会議後にこんな気分になるのは久々かも。実現すればあまり見たことないダイナミックな番組になりそうだ。が、問題なのは震災の影響で放送日がまだ未定だということだ。ホントに放送できるのか▽逆に昨日会議をやった特番は逆に殆ど時間がない。前々から仕事がしてみたかった演出家との仕事だが、突貫工事になりそうだ。もっとじっくりと企画を1から一緒につくってみたいが、まぁ、今回はエントリーシートみたいな感じか▽夕方、会議が一本休みになったので新宿ディスクユニオンへ。ジャズの中古レコードを何枚か購入。そこで火がつき、夜の会議も早めに終わったので数ヶ月ぶりにWebジャズ喫茶。じっくりと選曲することなく手当たり次第に次々と針を落とす。約2時間。アッという間。楽しすぎ▽ペトルチアーニを師と仰ぐ若手フランス人ピアニスト、レビ・パノシアン。そう言われればその影響を聞き取ることも出来るが、明らかにその音は新世代ジャズ。20代30代半ばぐらいの世代で新潮流を感じる。

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