今日とジャズ

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男性ボーカル


11.03.19『KIMURA SINGS MOON CALL vol.1』

51Mfo0qYEoL._SL500_AA300_.jpg▽土曜日だというのにびっちり会議。夕方、小一時間空いたのでタワレコに行き、『NIAGARA CD BOOK Ⅰ』を入手。完全予約限定盤という謳い文句の割りには大抵はどこのCDショップにも置いてある。しかもネットで予約すると届くのも遅いというデメリットもあるので今回はキャンセル。今後は予約限定盤だったしてもネットで予約するのは止めよう。あ、もしかしたらCDショップ救済措置なのか▽それにしても何年もかけてリマスタリング作業を続けていたというだけあって、シュガーベイブの名盤も含め、今回の音の良さといったら!イイ音で鳴るアナログ盤みたいだ。旧作が新作に生まれ変わった▽そして、憂歌団の木村充揮がジャズアルバムをリリース。プロデュースは梅津和時。嬉しいことにこれは「vol.1」で「vol.2」は4月に出る予定。長年の憂歌団ファンなのでずっと楽しみにしていた一枚は、ナットキングコール集。渋いしゃがれた声でブルースフィーリングをたっぷり残しながら歌うジャズのスタンダード・ナンバー。しかも2曲を除いて日本語歌詞。日本にはジャズに飲み込まれてる男性ジャズシンガーが多い中、完全に自分のものにしてる強さがある。木村充揮だけでなく、一線で活躍する他のボーカリストたちもどんどんジャズアルバムを出せばいいのだ。日本のジャズボーカル界はまだまだ閉鎖的だ。

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10.12.09『Chocolate Genius Incorporated / SWANSONGS』

51hbFqPyUJL._SL500_AA300_.jpg年末年始特番の収録ラッシュでスケジュールが乱気流を起こしてる今週。何とか大きな台本を終わらせ一息つく。で、今やってる特番の数々、いつ放送なのかまったく把握してないことに気付いた。大きなところでは、『気分は上々』が5年ぶりに特番で復活。さらに昨年に引き続きたけしさんの『ガチバトル』。今回のテーマはかなりヘビーなので必見&保存版かも。さてそんな過密スケジュールの中でも音楽は聴く。車移動なので運転中は自分の部屋になる。これをジャズ・ボーカルと言っていいかは判らないし、今時のチル・ミュージックと称する人もいるだろうが、もうそんなジャンルにとらわれる時代じゃない。聴いてるとトム・ウエイツなんかを彷彿させるが、それよりはボーダーレス。こういうのもスイングしてると言うべきだと思うがどうだろう。

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159.HERBIE HANCOCK THE IMAGINE PROJECT

51i-9JGeA8L._SL500_AA300_.jpgジャズの巨匠、ハービーハンコックの新譜はなんとボーカルモノ!イマジンプロジェクトと題されたこの作品、コンセプトが"地球規模の平和"と謳われていて、そう言われるとどこか宗教じみた胡散臭さが漂ってしまうが、内容は一切そんな匂いは皆無。音楽のジャンルを超えたグローバルなボーカルアルバムに仕上がっている。冒頭、このアルバムのコンセプトにもなっているだろうジョンレノンの「イマジン」から始まるのだが、この一曲だけで名盤を予感させ、一枚を聴き終える時にはそれは現実となった。今年これを超えるボーカル作品は何枚出るだろうか。個人的にはジョンレジェンド他何人かを除いて初めて聴くボーカリストが多かったが、全員今後も追いかけたくなった。

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143.Lionel Loueke『Mwaliko』

0214.jpg西アフリカのギタリスト(&ボーカル)リオネル・ルエケの新譜。ベース&ギターのレギュラーギタートリオをベースに、楽曲ごとに同じ世界観を持つゲストが加わり、アフリカの民族音楽テイストが程よくブレンドされた最高の一枚。メンツもスゴい。エスペランザ・スポルディング、リチャード・ボナ、マーカス・ギルモアと個人的に大好きなメンツが勢揃い。なんて贅沢なんだ。ジャケットのクレジットを見ただけでテンションアップ。初聴きだったのは、同じ西アフリカ出身のアンジェリーク・キジョー。彼女の力強いボーカルに心酔。また一人、追いかけたくなるボーカリストに出会ってしまった。

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130.Richard Bona『THE TEN SHADES OF BLUES』

41kOAhrW+jL.jpg「僕の80%はジャコで出来てる」と語るジャコ・パストリアス直系ベーシスト、リチャード・ボナ。ベーシストとしての才能もさることながら、個人的にはボーカリストとしての才能に強く惹かれる。カメルーン出身の彼は時に母国語(ドゥアラ語)で歌うが、この言葉の響きがアフリカに根差したリズムとマッチして実に心地いい。4年ぶりの新譜となる今作のテーマは、タイトルが意味するようにいろんな土地の音楽に溶け込む「BLUES」らしい。このところ多くのミュージシャンたちにルーツ回帰的な現象が起きているが、これはボナが取り組んだ新たなカタチのルーツ回帰で、ワールドミュージック的色合いのある一枚。そういえば、30年前ぐらいに残酷な黒人差別を真正面から描いた『ルーツ』という衝撃的な海外ドラマがあった。あの時代にはオバマが大統領に就任するなんて悪い冗談にしか聞こえなかったはず。ま、このアルバムとはまったくもって関係ないんだけど。

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