ブランフォードマルサリスのレギュラーカルテットが3年半ぶりに来日。スケジュールが合う限り出来るだけ見に行こうと数ヶ月前から意気込んでいたこともあって4ステージも観た。が、肝心のジョーイ・カルデラッツォの来日が遅れ、レギュラーカルテットの演奏が観れたのは1回のみ。でもその代わりにこの「断片」でもピックアップした片倉真由子、小曽根真、大西順子という日本トップクラスのピアニストたちとの共演を見ることが出来たのはラッキーだった。そんな訳で、今回のアルバムは、ブランフォード・マルサリス・カルテットのレギュラーピアニスト、ジョーイ・カルデラッツォの『俳句』。決められた文字数の中で詠む俳句というのはある意味、コードとジャズの関係にも似ているのだなとあらためて思うのだが、それにしてもカルデラッツォの音は何故こんなにも透明感があるのか。しかもオリジナルには本当に美しい曲が多い。そんな彼の魅力が詰まったピアノソロ集。