今日とジャズ

RSS


10.10.03『Keith Jarrett Trio / My Foolish Heart』

B000V3PR8G.09._SCLZZZZZZZ_.jpg待ちに待ったキース・ジャレット・トリオのコンサート。IN オーチャードホール。会場が神を見るような静まり返った空気。ちょっとでも物音を立てると何か大事なものを壊してしまいそうな緊張感。廊下にあった貼り紙にも「キース・ジャレットの演奏は極度の集中力を必要としますので〜」と観客に静聴を呼びかけていた。神聖化された儀式のようなコンサート。凄いよ、まったく。途中20分の休憩を挟んでの2時間強。アンコール3曲。鳴り止まない拍手にステージに出てきて、センターで3人並んで頭を深々と下げる。そして帰る。それでも鳴り止まない拍手。再び出てきてセンターで同様に挨拶。頭を上げて客席を見て、しばし間があった後に3人がそれぞれの楽器の元に歩き出すと大拍手が巻き起こる。それが3回繰り返される。デジョネットが下手に歩き出すか、ドラムがある上手に歩き出すかがポイントで、観客がデジョネットの動きに集中していくのが判って面白かった。絶対、それ楽しんでるな、あの3人は。そんな訳で、写真は、2001年モントルー・ジャズ・フェスティヴァルを収めたライヴ盤。「最もメロディックに、スインギーに、ダイナミックに浮揚するトリオが捕らえられている」とキースが語るように、意外なトリオの演奏が詰まってる。今までずっと厳つい顔しか見せたことがなかった人が、ふと笑みを見せたような、そんな感じ。



Post a comment