今日とジャズ

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156.BRANFORD MARSALIS QUARTET『ROMARE BEARDEN REVEALED』

9920d3c9f3a40e536f2ba5dfc72fe72e_full.jpgブランフォード・マルサリスの09年にリリースされた『Metamorphosen』がこのカルテットのひとつの到達点だったに違いないが、これを機にレギュラードラマーがジェフ・テイン・ワッツから若干18歳のジャスティン・フォークナーに交代し、来日の時に聴かせた新生カルテットの演奏は新たな未来を孕んだものだった。ジョーイとレビス、そしてブランフォードが身を乗り出して「コイツはまだ荒削りだけどホントにすごいヤツだよまったく」とでも言わんばかりの様子でそのパワフルなドラムソロを注視していて、おそらくこのドラマーの可能性にかけるメンバーの期待は相当高いに違いない。そんなグループの実態が垣間見れるライブはやっぱり愉しい。今回、ピックアップしたアルバムは、ブランフォード・マルサリス率いる前カルテットを中心に、ウィントン、エリスなどマルサリス・ファミリーが一堂に会した贅沢な作品。『Metamorphosen』の一作前になる2003年録音盤で、ドラムはワッツ。ジャズを愛した画家ロメール・ベアデンに捧げられた企画盤で、伝統的でノスタルジックなジャズとコンセプトワークから、とてもウイントン的というか、やはり二人は兄弟なのだなぁと実感させるというか、まぁ、ブランフォードの中では異色作だが、個人的には愛聴盤。この録音時、家族の身内のソロを見守る様子はどうだったんだろうか。



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