153.小曽根真 The Trio『Reborn』

M.Ozone_1.jpgブルーノート東京のブランフォード・マルサリス・カルテット、2日目。カルデラッツォの代役、本日は小曽根真。いつものようにクレバーな演奏で、そつなくブランフォードらと絡み、安心感ある穴埋め。ブランフォードも昨日同様、素晴らしい演奏を聴かせたが、聴衆の心を鷲掴みにしたのは、ドラムのジャスティン・フォークナーだった。昨日にも増して、凄まじいドラムソロを展開して鳥肌モノ。ドラム脇の席だったせいもあって残像しか見えない程のスティックさばきに目は釘付け。まだまだ力任せなドラミングではあるが、この先経験を積めば手業は自ずと増える。恐ろしいルーキーが出現したものだ。彼がブレイクするのも時間の問題だろう。という訳で、今回のピックアップは小曽根真率いるThe Trioの作品。"The Trio"とはまた大胆なネーミング。野球で言えば、背番号3をつけるようなものだが、決してそれは傲りではなく覚悟なんだろうと思う。オープニングとエンディングを飾るタイトル曲の音は意味深な響き。ピアノトリオに真摯に向かい合った一枚。ドラえもんのテーマをジャズ化した一曲も収録。どうでもいいことだが、おそらく世界初。



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