151.DEE DEE BRIDGEWATER『ELEANORA FAGAN TO BILLIE WITH LOVE FROM』

376.jpgどう受け取ればいいのか。いや、内容ではなくこのインパクトあるジャケット写真を。決して笑わせようという意図はないに違いないが、どう見てもこれじゃあ、金粉ショーだ。撮影意図が知りたい(勿論、中年の性欲にさりげなく訴えかけるよな意図が見え見えのエロジャケよりは好感を持っている)。それはそうと今回はビリーホリディ・トリビュート。ジャズシンガーならば、誰もが及び腰になってしまいそうなテーマで、ついビリーホリディが辿った背景や残した功績を慮ってどこか重くなりがち(あるいは消化しきれずモチーフが曖昧なままの場合も)だが、ディーディーはそんな偉大な天才シンガーに飲まれることなく完全に彼女のナンバーを自分のものとしていて脱帽だ(ジャケ写にかけた訳ではない)。やはり舞台で本人役を演じた経験[1986年と87年、ロンドン&パリで上演された自伝劇『Lady Day』]も多少なりとも影響があるはず。理解の深さがこの作品のビジョンに繫がってるのだ、きっと。タイトルは本名「エリノラ・フェイガン・ゴフ」から。こんな力強いレ"ディディ"集は初めてだ。ホント、脱帽



Post a comment