2008年モンク・コンペで優勝したジョン・イラバゴン(alt)の新譜『THE OBSERVER』は個人的には正直、残念だった。ま、勝手に期待して残念だというのも申し訳ないけど。『OUT RIGHT!』で一気に心を鷲掴みにされ、イラバゴンが参加するMOSTLY OTHER PEOPLE DO THE KILLINGに心酔。初のメジャーリーダー作にも同様な、いやリーダー作だからこそ更なるフリーモダンな音を期待していたのだ。それが何ともおとなしいというか、メインストリームというか、思わずプロデューサーの名前に日本人名を探してしまった。バックもケニー・バロン、ルーファス・リード、ヴィクター・ルイスという、まぁ、豪華といえば豪華なメンツ...て、ケニーバロンって!これ、イラバゴンがやるべきジャズなのかなぁ...と、ぼやきつつ、しょうがないのでこの『THIS IS OUR MOOSIC』を引っ張り出して聴き直すのだった。