『JIBARO』でファンになったアルト奏者、ミゲル・ゼノンの待ちに待った新譜。これが今までの路線とがらりと一変。案内にはラテンということになっているが、いわゆるラテンのジャズとは一線を画している。プエルトリコ出身のミゲルがそのルーツ音楽に挑んだということだけど、プエルトリコは勿論のこと、その国の音楽には全く明るくないのでどの程度ルーツに根差した音楽になっているのか不明。だが、コレ、かなりの傑作。3人のパーカッションに母国語のボーカルも入ってキューバ音楽色が強い作品。個人的にはブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・バンドにハマって以来のキューバ音楽ファンでもあるのでとても気に入ってしまった。しばらくは毎日聴き続けるに違いない。あ、ピアノのルイ・ペルドモの演奏も圧巻。