先にリリースされた新譜も大傑作だったクリス・ポッター参加の作品が早くも聴けるのは嬉しい(とは言っても録音は2007年)。モンタレー・ジャズ・フェスティバルのために、ベースの重鎮デイヴ・ホランドを中心に編成されたカルテットのライヴ盤なのだが、ここでのポッターも素晴らしいの一言に尽きる。重鎮の深い懐で自由自在にやらせてもらってる感じ。ポッター以外にも、ピアノはゴンザロ・ルバルカバ、ドラムはエリック・ハーランドと垂涎のメンバー。ルバルカバはここ四、五年追いかけてなかったけど、久しぶりに聴くと硬派なタッチが刺さりまくりで最近の作品を遡って聴いてみたくなった。てか、ハーランドも相当すごい。音数が多くシャープなドラミング。最近、スティックの持ち方にはレギュラーグリップとマッチドグリップがあるのだと知ったが、ハーランドやブライアン・ブレイドなどは後者。二人とも明らかに自分好みの音だが、グリップの違いによってそんなにも音の出方が変わるものなのか。年内に出る予定のハーランドのリーダー作が俄然楽しみになった。