1994年のデビュー以来、現代ジャズの申し子のごとく様々なカタチで新作を発表し続けているデイヴ・ダグラス(残念ながら全作押さえてる訳ではないが)。明らかにマイルスの影響下にある彼だが、音というよりは枠組みにとらわれない姿勢にそれが顕著。そんなダグラスのこれは1998年の作品。直近の彼の作品に比べるとオーソドックスで新進性は薄いがそれだからこそ逆にこのトランペッターの確かな実力が伺える。ジャケットもいい。タイトルの『Leap of Faith』を辞書で調べると「安全性を確かめないでとる行動」とある。彼の決意か。興味深い。