CDを整理していてたまたま目に止まったこのアルバムを久々に聴き直したくなった。ウェイン・クランツのNYは55Barでのライブ盤。1995年録音。狭小空間がもたらす濃密な演奏。ウェンツのギターリフにリンカーン・ゴーイングのベースとザック・ダンジガーのドラムが絡みつく。その壮絶な音の応酬にガッシリと心を掴まえられ、一枚がアッという間。ネットのインタビューを読むとこんな一文が。「僕の曲はインプロヴィゼーションをコントロールするために好きなときにキューを出せるような短いテーマとリフがほとんど。ひとつの目標は作曲とインプロヴィゼーションの境界線をぼかしてしまうこと」。なるほど。