こんな凄まじい「TAKE THE "A" TRAIN」を初めて聴いた。冒頭、けたたましいブロウの汽笛が響いたかと思うと、いきなりの急発進。まるで暴走列車。でも決してレールからハズれることなく乗客の気分を盛り上げながら走る。途中、クレイグ・テイボーンのアバンギャルド気味な鍵盤の音であおりつつ、最後まで一気に走り抜ける爽快感。この一曲を聴くだけでもこのアルバムを買う価値有り。最後はロリンズ「Oleo」でこれまた爽快に締め括る。1995年録音。コンテンポラリーさには欠けるものの、たまにはこんなゴリゴリなサックスの音を聴くのもまた楽し。愛聴盤。