オランダのピアノ・トリオによるセロニアス・モンク集。メンツは、ハン・ベニンク(ds)ミケル・ボルストラップ(p)エルンスト・グレラム(b)。てっきり、グレラムがピアノを弾いているのかと思ったら違った。グレラムといえば、"バスジャケ"で一躍注目を集めたピアニストだが(この作品はone&two共にかなりの愛聴盤なので今度ここで紹介しよう)ここではベース。にしても、モンク集ってのは聴く方にとって身構えるテーマだ。だって、歴史に残る大正解の演奏が存在してるし、ただのエピゴーネンに過ぎなければ残念なだけだし。これまであまりモンク集で強烈に記憶に刻まれる名盤には出会ってなかったが(自分の勉強不足なだけとも言えるが)ようやく出会った。モンクの個性がトリオの個性に変換された名盤。タイトルに「Volume One」とある。早くも次作が待ち遠しい。