愛聴盤のクリスチャン・マクブライドのライブを久々に聴く。NYのライブハウス・トニックで行われたジャムセッション。とにかく、ライブハウスの熱気も含めて演奏が熱い。しかも3枚組。熱すぎる。1枚目がクリスチャン・マクブライド(b)のレギュラーバンドの演奏。メンバーのロン・ブレイク(sax)ジェフリー・キーザー(p)テレオン・ガリー(ds)はまだ日本では注目されていないが、今後も要チェックな人材。2枚目と3枚目は、チャーリー・ハンター(g)やジェイソン・モラン(p)、ソウライヴのエリック・クラズノー(g)などゲストミュージシャンとのジャム・セッション。通して聴くと、3枚組になった理由が判る。演奏が熱すぎて削れないのだ。番組でいえば、1時間番組なのに盛り上がり過ぎて、3週に渡って放送しちゃいました的な感じか。コンテンポラリー、ファンク、ヒップホップ、ジャム系などなど多種多様なジャズがてんこ盛り。このライブ自体がジャズそのものだ。ちなみに、閉店の危機を有志たちのドネイションで乗り越えてきたトニックだった(ネットでも呼びかけていた)が、今は不況の波に飲まれて惜しくも閉店。場がプレイヤーに与える影響は大きいと思っているので、この熱気に溢れたライブ盤を聴いて一度このライブハウスに行ってみたいと思ったが、時すでに遅し。この作品は、そういった意味でも貴重盤なのだ。