ブライアン・ブレイドにぞっこんになってからまだ日が浅いが、まさか彼がボーカルアルバムを出すとは思いもしなかった。全編、ブライアンが作詞作曲し、ボーカルもブライアン自身。これまでは、その華麗で繊細なドラミングテクニックから、"歌うドラム"と讃えていたが、本当に歌ってしまったのだから驚く。さらに、ドラム以外にもピアノやベース、ギターまで演奏して多才ぶりを発揮。しかもちゃんと、ボーカルアルバムとして高い水準にあるからすごい。ジャズボーカルには収まり切らない深遠な作品。やはり、天は二物も三物も与えちゃうのだ。あ、サイドメンに天才ギタリスト、カート・ローゼンウィンケルも参加。