丸の内のコットンクラブにて、レベッカ・マーティンのライブ鑑賞。バッグを務めるのは、パット・メセニーやブラッド・メルドーなど数々の強者たちと共演するベースのラリー・グレナディア、そして注目のギタリスト、カート・ローゼンウィンケル。2008年リリースのこのアルバムでドラムを叩いていたブライアン・ブレイドは、今回は残念ながら不参加。レベッカの染み入るような独特な声質は、生で聴くと格別。さらに、数曲で大々的にフューチャーされていたローゼンウィンケルの聴く者を包み込んでいくようなギターソロも感涙もの。昔ながらのジャズボーカルを好む保守的ジャズファンにはウケはよくないのかもしれないが、音楽は時代を反映するといった意味においては、これが「今」の気分なのだとしみじみ思う。