今年の9月、休暇を利用してNYに行った際、伝説のジャズライヴハウス、ヴィレッジ・ヴァンガードで観たクリスポッターのライブは凄まじかった。ロリンズ、コルトレーン、エバンス等々、いつの時代もこのライヴハウスでは歴史的名演が成されてきたが、この時の演奏もまた後世に語り継がれる貴重なものだと思った。クリスポッターは日本ではまださほどメジャーではないが(ジャズ自体がマイナーなジャンルなのでその線引きには殆ど意味はないのだが)、2008年現在、最も興味深いジャズミュージシャンの1人と言えるのではないか。これは、2007年に出た最新盤。不覚にもこんなスゴイ作品を聴いておらずこの一年勿体ないことをした。これまたヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ。ここでもポッターの音楽的な求心力とうねりにジャズの新たなベクトルを感じる。まさに現代ジャズの王道。