テナーの名手、ズートシムズの、個人的には最高傑作。肩の力が抜けた、一切押しつけがましさのない名演の数々。何と言っても歌心溢れるソロがスイングしまくっていて心地いい。凡才にはなかなか真似のできぬ芸当だ。初めてこのアルバムを手にしたのは高校生の時。まだジャズを聴き始めて間もない自分の、テナーの好みを決定付けたと言っても過言ではない思い出の一枚。あれから25年、ずっとマイフェバリットアルバムの上位に居続けている、完璧盤。