今日とジャズ

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016.SLIDING HAMMERS 『A BEAUTIFUL FRIENDSHIP』

018.jpg女性のトロンボーン奏者は珍しい。しかも姉妹ときたらおそらく彼女たち以外にはいないはず。姉妹の声が似るというのはよくあることで、例えば、電話に出た相手が長女なのか次女なのか判別つかないという経験は誰もが一度はあると思うが、そのことはトロンボーンの音色にも当てはまる。何度も聴いてはいるが、どっちがどっちだかいまだに判らない。つまり、裏を返せばこれがスライディングハマーズの最大の魅力なのである。多重録音でもしない限り、このような2トロンボーンモノは作れない。いや、厳密には多重録音でも不可能だ。その奏者の本質が滲み出るのが即興だとしたら、多重録音の場合、本質が同じソロが二度続くことになる。すなわち、二重人格者でもない限り、こういった作品は生み出せないことになる。演奏は女性らしい優しげなトロンボーンの音色が絡み合い、心地いい。4曲目「The Good Life」と8曲目「Being Alive」ではボーカルも披露。これまた好感が持てる声質と素直な歌い方。でも、どっちがどっちだか判らない。



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