今日とジャズ

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11.07.01『PAT METHENY / WHAT'S IT ALL ABOUT』

56104.jpg▽先日、信号待ちで警官に止められた。運転しながら携帯を操作していたからだという。操作と言っても手に取って時間を確認したぐらいだが、その間、走行していたのだかられっきとした違反だという。ずっとメールを打ちながら運転してるところを見られて咎められたのなら納得もいくが、そんなわずかな時間、ただの難癖というか、違反取締りのための取締りでしかない。そう反論すると、そう決められてるから仕方ないとぬかす。ならば、地図を見るのはいいのか?と聞くと、いいと言う。CDケースを手にして曲目を確認するのはいいのか?と聞くと、これもいいと言う。とにかく携帯だけが違反になるらしい。何かそれっておかしくないか?何のための取締りだ。原則はそうだとして臨機応変に状況を見て判断すべきだ。融通が利かないおかしな警官が多過ぎる▽おかしな警官といえば、こんな白バイも見かけた。陸橋の影でバイクを降りて橋の下を走る道路を覗き込んでいる。違反車を探しているのだ。大体、バイクを道路右端に停めてるだけでも交通の邪魔だが、そんなことはお構いなし。奴らには違反車を見つけるという大義名分がある。そんな隠れて見つける前に、姿を晒して違反を未然に防げばいいじゃないかと思うが、そうしないところを見ると何らかのノルマがあるんじゃないかと勘ぐってしまう。そのヘンの裏事情を知ってる人はいたら知りたい▽さて、メセニーである。前作はオーケストリオンで度肝を抜かせて貰ったが、今回はソロ。グラミー賞受賞した『ONE QUIET NIGHT』以来のソロだというが、今作はオリジナル無しの全曲カバー。が、ただのカバーアルバムで終わっていない。ジャケットをあらためて見ると、レールの中を1人歩く男の姿。レールはカバーの暗喩で、夜道を1人で歩く様子はソロの暗喩ではないか。前ソロ作も街灯が点る夜道を男が1人歩いていた。しかも両方とも雨が上がった後の道だ。これもまた意味深。『JaZZ JAPAN』7月25日発売号に僭越ながらこの作品のレビューを書かせてもらってるが、ジャケットにも言及すれぱよかったなぁ。

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11.06.30「DANNY FOX TRIO / the one constant」

32018221.jpg▽ネットオークションでソファーを格安で落札。今週月曜日に振り込んで予定では木曜日の今日に配送されるはずだったのだが、連絡一切無し。まさかオークション詐欺かと思い、めったにそんなことなどしないが、先方に確認の電話。が、出ない。呼び出し音はするのに途中で切れる。何度電話しても明らかに着信拒否のパターン。ますます詐欺の疑いが強まり、唯一の連絡方法であるオークションの取引メールで抗議&問い合わせ。無視されると思っていたら事情を説明する返信が。理由は単なる配送日の勘違いで、電話も今は出られる状況になかったからという理由。どうも釈然としないが、何度かやりとりが出来たことで少しは落ち着く。仕方なく配送日を再設定。それが日曜日なのだが、果たしてちゃんと届くのか。届かなかったら大損だし、警察への手続きなど考えただけでも面倒臭い▽それにしても暑い一日だった。梅雨入りは例年よりもかなり早かったが、この分だと明けるのも早いんじないか。明日から7月。大好きな夏も7月が過ぎるとアッという間に終わってしまうので、この1ヶ月をどう過ごすかが肝心だ▽またしてもブログ更新が滞ってしまったが、後半戦は毎日更新を目指す。てか、以前は毎日の更新もさほど苦ではなかったが、Twitterのせいでどうも億劫になりがちだ。やり方を考え直す時期か▽滞っている間もジャズの新譜は聴いているが、最近、聴いたピアノ作品の中ではいちばん今っぽい世界観で演ってる新鋭トリオ。緩急豊かな変幻自在なリズムとベタつかない程よく乾いた演奏が好み。弱冠25歳の新進気鋭のピアニスト、ダニー・フォックスは今後も要チェックだ。ジャケットもセンスがある。あ、そういえば、レコードの『ジャケ買い』にまつわるエッセイを、次号のJAZZ JAPANで書いた。興味ある方はどうぞ。発売は来月下旬だけど。

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11.06.09『ELLA IN HOLLYWOOD』

4134ZSJE79L._SL500_AA300_.jpg▽まだお盆もきてないうちから年末に向けての大型特番の企画会議。実現するか否かはまだ定かではないが、もし実現したら昔からやってみたかった好きな世界なのでかなり楽しみだ▽会議の合間がかなり空いたので久々にお茶の水の『JAZZ TOKYO』へ。店内には「寺島靖国の書棚」という企画で実際に家の棚に並んでいる本を再現されていたが、店がターゲットにしている客層が伺える。氏のことは以前、『JaZZ JAPAN』の連載エッセイでちょっと噛み付かせて頂いたが、それを受けて「中野俊成の書棚」という企画をその隣りでやってくれたら面白いのにとも思ったが、来店した客にしてみたら「誰?」ということになるので無理か▽『JaZZ JAPAN』といえば、来月号の連載エッセイをようやく書き上げる。締め切りを一週間ほど過ぎているので大変申し訳ないが、今回は書きたいネタがなかなか思い浮かばず難航した。5月ぐらいから何だかいろんなことがスランプ気味。今回はいつも以上にジャズ専門誌には似つかわしくない不毛な内容になった▽6月はどういう訳か、エラ・フィッツジェラルドのこのアルバムを事ある毎に聴いている。とにかくこのライブのエラはキレまくっている。特に「A列車〜」や「エアメイル〜」でのスキャットたるや凄まじいの一言に尽きる。これまで数多くの女性ジャズ・ボーカルを聴いてはいるが、結局はエラが一番好きなのかもしれない、と最近思い始めている。

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11.06.08『Lee Konitz Brad Mehldau Charlie Haden Paul Motian / Live at Birdland』

51wJfJsWiiL._SL500_AA300_.jpg▽アッという間に3ヶ月が経ってしまった。ブログってtwitterと違い、後で読み返すとそれなりに有益なこともあって今年はこまめに更新しようと思っていたのに気付いたら3ヶ月も滞っていた。この3ヶ月は何だか新番組の立ち上げやら重なる特番の準備やらで、そりゃもう大変だった。仕事で休んでないとか眠ってないという業界人にだけはなるまいと思ってはいたが、そのポリシーが崩れたワンクール。おかげでストレスが溜まりまくり。休まないと。休むことが悪のように見られがちな業界だが、自分はちっともそうは思わないのだ。可能ならば週の半分は休みたいくらいだ。ま、近い将来そんな日々がやってくるはずだから楽しみに今はやれる仕事はしておこう▽そして、新譜をリリースしたリーコニッツは83歳。ドラムのポールモチアンもベースのチャーリーヘイデンも80歳前後だ。その歳になってもこうして生業を続けていられるというのも幸せな話だ。しかも、引退したプロ野球選手が草野球を楽しむような延長戦ではなく、現役としてインプロの極みに挑み続けている。その記録がこのバードランドでのライブ録音盤。レビューを来月号の『JaZZ JAPAN』にも書いたが、何世代も下のメルドーとの化学反応も場に緊張感を与えて素晴らしい。ちなみにこのジャケットを手掛けたのはこれまた同世代の映画監督ジャン・リュック=ゴダール。

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11.03.29『BARNEY WILEN / BARNEY』

barneywilen_barney.jpg▽定例会議の合間に新番の初回収録を見に行く。初回を見ておかないと次の収録に向けた話し合いに出遅れるので見ることが必須。うまくいった所とそうでない所と。実は今後のことを考えると1回目に問題が出た方がいいと思っている。次に向けて改善点は明確になった▽収録後、先週発売になったサンボマスターとチャットモンチーの新譜を買いにTSUTAYAに立ち寄るも震災の影響で発売が遅れてるとか。そりゃそうか。来週に持ち越し▽帰宅して、4本分のレビュー原稿を仕上げる。いつもより枚数が多いので時間がかかってしまった。締め切りやや遅れ。ただもう1本大枠のレビューが残っている。書き進めてはいるが遅々として進まず▽このところ、家にいる時はずっとレコードを流しているので必然的に古いジャズを聴くことになるのだが、これも本当に久しぶりに聴いた。1959年録音。バルネが弱冠23歳の時。早熟。しかしここで目を見張る演奏を聴かせるのはピアノのデューク・ジョーダンだ。この時点で晩年の演奏を誰が予期できたか。ま、どっちも好きだけど。関係ないが、レコードを聴きまくってるおかげで少しスピーカーの鳴りが変わってきた。購入から3年。そういうもんなんだなぁ、やっぱり。

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